理事長挨拶

この度、1986年連盟発足当初より20年連盟を長きにわたり引っ張っていただいた坂井紀夫先生(高崎)、そして、2006年より14年にわたり、大いなる発展に導かれた江原謙治先生(群馬前橋)の後任として、2020年4月から、私、鈴木 隆(群馬太田)が理事長を拝命しました。
はなはだ微力ではありますが、新役員一同 群馬県少林寺拳法連盟のさらなる発展に全力を尽くすとともに広く社会貢献へとつながるよう精進いたす所存でございます。
今後とも前理事長同様の変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

少林寺拳法は1947年に、敗戦により打ちひしがれ、自分を見失った若者達の将来を憂いた宗道臣先生が、ご自身が若かりし頃大陸で身につけた武術を元に創始した日本の武道です。
少林寺拳法では、「人間は可能性の種子」と考え、先ず自己確立を目指します。それをしっかりと認識することが大切です。明確な目標を持ち、やるべきことをやっていけば、“人は変われる”、それを信じ続けていけば、人は自ずと成長していけるものです。
少林寺拳法では、詳細に定められたプログラムに則った修練により、昇級や昇段という目に見える結果が得られ、自分が「可能性の種子」であることがしっかりと認識できます。そして、それが自信となり日常生活や学校、職場等での積極的な活動へとつながっていくことになります。
少林寺拳法は修行により、「護身練胆」、「精神修養」、「健康増進」の三つのものを得ることができます。我々はこれを「三徳」と呼んでおりますが、ただ強くなるだけでなく、決して優しさを置き去りにしない、そんな強さを目指さねばなりません。また修練により健康が増進され、生活の質の向上に役立たせることを目指すのです。
今後さらに、志を共にする仲間を増やして、楽しさと厳しさを両立させながらこの道を邁進してまいりたいと考えます。
共に頑張って参りましょう!

【群馬県少林寺拳法連盟について】
群馬県少林寺拳法連盟は、1985年に群馬県連絡協議会として発足し、翌1986年に連盟に改称し、現在に至っております。県内各地で27団体の拳友会・支部が日々活動しています。2001年に群馬県体育協会に準加盟、2004年に正式加盟しました。群馬県体育協会は2011年に同スポーツ振興事業団と合併した為、現在では「群馬県スポーツ協会」という名称になっています。群馬県少林寺拳法連盟では、江原謙治先生の号令の下、2018年に全国大会を主催し、多くの方にこの群馬の地にお越しいただきました。群馬県は関東地方の北西に位置する内陸県です。最近では夏の最高気温の高さが全国的に有名になりましたが、世界遺産である富岡製糸場や豊かな自然、また草津温泉や伊香保温泉、スキー場など観光資源も多く存在しており、来群された方は大いに堪能されたことと思います。
あらゆる面でのご協力ありがとうございました。

群馬県少林寺拳法グループ
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